コンセプト

生活自立支援センターでは、
アパートで新生活を始める人々の、暮らしの基盤づくりをお手伝いします。
経済的に貧しく、人とのつながりにおいても孤立している。このことが今、路上・公園・施設・病院など、広い意味での「ホームレス状況」に置かれている人々にとって、自立をさまたげる大きな要因となっています。そしてその「人間関係の貧困」を象徴するのが、「アパートに入居したくても連帯保証人が見つからない」という問題であると言えます。

私たちは、アパート入居に際して連帯保証人を置かず、安心して住めるアパート等を提供して、社会的な孤立状態の解消をめざします。人間関係を新しく紡ぎながら、安心して地域社会での生活を築けるようお手伝いします。

「自立」とは、ひとりで生きることではなく、つながりの中で生きること・・・人生の再出発を迎える皆さんと一緒に、新生活の基盤づくりをお手伝いする。そして、誰もが排除されることなく、安心して暮らせる社会をつくっていく。それが私たちの活動指針であり、理念です。